学校法人 多賀学園 | <子育て支援ニュース> | |
さくら幼稚園 | 平成15年度に創立50周年を迎えました。 |
熱中症を予防しましょう! (2004/07/28) |
![]() 〜知って防ごう熱中症〜 |
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昨年もこのHPでお知らせしましたが、 今年の夏はとりわけ暑さも厳しいようで、 既に夏休みには入っており、全員に徹底は 無理かも知れませんが、 このサイトをご覧になった方だけでも、 気を付けて頂きたい…という気持ちで、 昨年と同じ内容ではありますが、確認の意味で、 文部科学省スポーツ・青少年局からの指導文書の の一部内容を掲載しておきます。 保護者のみなさまにも、熱中症をご理解いただき、 各ご家庭でも気を付けて 熱中症を予防して頂きますようお願いします。 |
運動などをすると、体に多くの熱が発生しますが、 汗をかくことなどにより熱を放散し、 体温が上がらないようにしています。 暑い中では、多くの汗をかくので、 水分を補給しないと脱水になります。 また、熱の発生に対して熱の放散が追いつかないと 体温が上昇し、放置しておくと脳や心臓などの 様々な臓器に障害をきたし、大変危険な状態になります。 これが熱中症で、帽子をかぶらず強い直射日光の下で 運動・スポーツや作業等をしたり、屋内でも温度や湿度の 高い所で長時間にわたって運動・スポーツや作業を したりすると、生じる可能性があります。 また、体の水分不足、高温に慣れない人、 風通しの悪い服装、過労、空腹、下痢、睡眠不足などが 熱中症の誘因となっています。 夏の暑い時期は、なるべく涼しいときに運動を するようにして、こまめに水分や塩分を補給し、 休憩をとる必要があります。 |
《熱中症予防の原則》 1. 暑い季節の運動や作業や、なるべく涼しい時間帯に行い、 運動が長期にわたる場合には、こまめに休憩をとりましょう。 2. 汗を多くかいたときには、屋内外にかかわらず、一人一人の状態に応じて、 こまめに水分や塩分(スポーツドリンクなど)を補給しましょう。 3. 体が暑さになれていないときには、短時間で軽めの運動から始め、 徐々にならしていきましょう。 4. 暑いときには、軽装にし、素材も吸湿性や通気性のよいものにします。 屋外で直射日光に当たる場合は、帽子を着用し、暑さを防ぎましょう。 5. 指導者は、暑さへの耐性は個人差が大きいことを認識する必要があります。 常に健康観察を行い、無理をさせないことが重要です。 |
《熱中症の応急措置》 涼しい日の当たらない場所にねかせ、衣服にゆるめ、 水分や塩分を補給するようにします。 うわごとを言ったり、応答が鈍かったり、少しでも意識がおかしい場合や 昏睡状態でけいれんを伴っていたりする場合には、 できるだけ早く医師の手当を受けさせなければなりません。 すぐに救急車を要請し、到着までの間、ぬれタオルや氷などで 積極的に体を冷やすなどの応急手当をします。 短い時間で、急速に重症となることもあるので、迅速な対応が必要です。 |