学校法人 多賀学園     子育て支援ニュース
  さくら幼稚園          平成15年度に創立50周年を迎えます。 
今冬のSARS対策について (2003/11/26)

厚生労働省からの対策文書を一部転載します。SARS予防の参考に!  

 ◆SARSについて◆

SARS患者と接した医療関係者や同居の家族など、患者のせきを浴びたり、痰や体液等に直接触れる等の濃厚な接触をした場合に感染し、2〜7日、最大10日間程度の潜伏期間を経て発症します。潜伏期あるいは無症状期における他への感染力はない、あったとしても極めて弱いと考えられています。
また、SARSコロナウィルスは、エタノール(アルコール)や漂白剤等の消毒で死滅します。現在のところ患者が触れた物品を通じてSARSが人へ感染する危険性は小さいと考えられています。

 ◆SARSが疑われるのは◆

@10日以内にSARSの流行地域から帰国するか、
 又は10日以内にSARS患者の痰や体液に触れる等の濃厚な接触があった方で、
A38℃以上の発熱
Bせきまたは息切れ等の呼吸器症状がある方です。


 ◆医療機関を受診する際◆

38℃以上の発熱又はせき等の症状があり、上欄の@の要件をみたす方(流行地域から帰ってきた方など)は、必ず事前に最寄りの保健所又は医療機関に電話で相談の上、指示に従ってください。

 ◆SARSの治療法・予防法は◆

ウイルスによる肺炎に対して、全身状態の管理や呼吸管理などの症状を和らげる治療を行います。

外出先から戻った時に手洗い、うがいを行うことはSARSだけでなく、多くの感染症に共通する予防法です。
現在、SARS予防のためのワクチンはなく、世界各国で研究中です。

 ◆情報提供◆
ホームページなどによる情報提供
(リンクしていますのでクリックしてご覧いただけます)

厚生労働省ホームページ

国立感染症研究所ホームページ

厚生労働省検疫所ホームページ(海外渡航者のための感染症情報)


バックナンバートップへ戻る